意外と私たちの生活の中で大切な筋肉『中臀筋』〜その機能と鍛えておくべきポイントとは？

こんにちは！パーソナルジムBe more麻布店です！

いきなりですが、私たちの身体には どれくらいの数の骨や筋肉が存在しているのか、知っていますか？
私たち人間には、２０６個の骨と６４０個の筋肉が備わっているんです！
すごい数の骨や筋肉がしっかりと働くことで私たち人間の動作が生まれています！

しかし、骨だけしかなければ、人体模型と同じように動作を起こすことはできませんし、
筋肉だけあっても、支える機能がなければ、動かすこともできません！
丈夫な骨に正常な筋肉が相互的に作用することにより、人間独自の動きを生み出す。
人間にとって、とても重要なものです！

人が生きていく上で、重要な筋肉はたくさんありますが、
その中でも重要になる筋肉、
”中臀筋（ちゅうでんきん）”について、今回はご紹介していきたいと思います！
中臀筋は『臀』という文字が入っているように、おしりの筋肉の一つです！
骨盤と大腿骨（太ももの骨）を繋ぐ筋肉で、おしりの外側にある筋肉！
大きさ自体は小さいのですが、
非常に重要な筋肉で、この筋肉を鍛える事で、 足が細くなったり、姿勢がよくなったり、
最近ではダイエットにも関係してくる筋肉とも言われています。

ただ、この中臀筋の筋力の低下や、筋肉がかたくなってしまったりしてしまうと、
『歩き方』が変わってしまったり、骨盤が歪んだりしてしまい、
姿勢が悪く見えたり、股関節、腰痛や膝痛の症状が出てきやすい身体になってしまうんです！

よく街中で、おしりを横に振っているような歩き方をしている人をみたことはありませんか？

実は、それ。”中臀筋”の筋力が弱いこと”が原因の一つなんです！

というのも、中臀筋は股関節の動きに非常に関係しているとともに
骨盤の安定の作用があるため、 筋力が作用していないと、
片足で立った際に、おしりが外に逃げるような形になります！

実際に中臀筋が麻痺している人が、歩くと出てくる『トレンデレンブルグ歩行』という歩行を 筋肉は正常な人でも、
作用してないことで、知らないうちに『トレンデレンブルグ歩行』に近い歩行スタイルになっている人も多くいらっしゃいます！

このような歩行を続けていると、着地した際に骨盤を安定させる中臀筋が耐えることができず、
上体が傾くことによって、股関節や膝に過剰な負担がかかってしまうため、
『股関節の痛み』や『変形性膝関節症』につながる危険性が高まってしまうんです！

他にも、中臀筋が作用しないことにより起こる危険性が高まるものも様々ありますが、
これらを防ぐためには、 もうお分かりだと思いますが”中臀筋”をしっかりと鍛えるということが大切です！

”中臀筋”を鍛える方法というのは、正直、 重りを持ったりするような派手な運動ではなく地味でシンプルな運動が中心になります！
裏を返せば、ポイントを押さえて正しく動かせれば、運動が苦手な方でもしっかりと鍛えることができるということなんです！

最近では、ネットなどに、様々な中臀筋を鍛えるトレーニングなどが載っています。
そういった動画を使ったり、しっかり効果を出したいという方や動きがイマイチ分からないという方は
パーソナルトレーニングなどでみてもらったりして、ぜひ、『中臀筋』を鍛えてみてください！
将来的にも鍛えておいて損はない筋肉ですので、今から鍛え始められるといいですね！

パーソナルジムBe more麻布店では、トレーニングだけでなく、その方に必要な部分に応じたアドバイスをさせていただいております。